2014年2月14日金曜日

上毛カルタ

私の住む群馬県には「上毛カルタ」と言うものがあります。
上毛カルタは、1947年(昭和22年)に発行された郷土かるたです。
群馬県内の子供に群馬県の名物、歴史などを教えるために1947年(昭和22年)に作られました。

毎年2月に上毛カルタ競技県大会が行われており、予選会に多くの小学生が参加します。
そのため、子供時代を群馬県で過ごした人は、かるたの読み札をほぼ暗記しています。

群馬県民にとってカルタは、まず上毛かるたのことを指す人がほとんどです。
百人一首はともかく、いろはかるたで遊んだ経験がなかったり、いろはかるたの札の名前を知らない人も多い。

なぜ「上毛カルタ」なのかというと、群馬県と栃木県は大昔、毛野国(けのくに)と呼ばれていました。
やがて律令制の世になると、毛野国は二つに分かれ、それぞれ上野(こうずけ・・・群馬)、
下野(しもつけ・・・栃木)と呼ばれるようになりました。

群馬県・栃木県間を走る線路に「両毛線」と言う線路があります。両毛(りょうもう)とは、
言うまでもなく、二つの毛野国を意味します。現在も群馬には上毛新聞・上毛電鉄などがあります。

今日から上毛カルタを「あ」から順番に紹介していきます。




    



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